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日常をうたう 〈8月15日の日記集〉/ 椋本湧也

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当店でもお取り扱いしてきた『26歳計画』や『書簡集 それでも変わらないもの』の作者・椋本湧也さんによる新作は、椋本さんと同世代の27人が綴った「8月15日」の日記集。

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”戦争が終わって、電気つけてもいいって、黒い布切れを取った時にね、もう一番嬉しかった。ああ明るいなーと思うた。20 色とか、そんなんやったよ?空襲で狙われんようにこんな筒みたいな黒いのを垂らして真下だけしか明るくないの。だからいちばん嬉しかったんが、明るかったこと。” (椋本さんのおばあさまへのインタビュー音源より)

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実は、ご縁をいただき、わたしも寄稿いたしました。
寄稿したというより、参加した、という方がしっくりくる気がしています。

いただいた企画書に書かれていた
「戦争とは日常を奪うものであり、なにげない日常こそが僕たちを存在させてくれているんじゃないか、と。日常を味わい、日常をうたうように描くことは、戦争へのひとつの抵抗になるかもしれない。」

この一文を読み、深く共感しました。
そして、個人ができる戦争への小さな抵抗として、参加を希望しました。

みなさんは2023年の8月15日に何をして過ごしたか、覚えていますか?
この日は台風が関東周辺に上陸し、みんながすこしそわそわしながら過ごした日でした。
こうして意識的に記録をしないと、365日のうちの1日のことなんてすぐに忘れてしまうのです。
それはつまり、すぐに忘れてしまうほどわたしたちは平穏な日々を過ごせているということ。

この日記集に書かれている27つの生活もそう。
だれひとりとして命の危険を感じるような大事件は起こっていません。

そんな何気ない毎日を、これからもできる限りすこやかに重ね続けていけたらと静かに願います。

装丁は古本実加さん。表紙をめくると三瓶玲奈さんによる装画がきらきらと光り、その小さなきらめきに心がときめきます。思わずパラパラとしたくなる紙のやわらかさも良いです。

寄稿者による日記の朗読を収録した『音声版』もぜひお楽しみください。
https://podcasters.spotify.com/pod/show/utau0815

発行・椋本湧也

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